Control Your Destiny Or Someone Else Will.

自分の運命は自分で決めなさい。さもなければ他人に決められますよ。

生きたと言えるような人生を生きたいから(エマ 10巻:アデーレの幸せ)

7606ユナイテッドアローズ 下方修正

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ユナイテッドアローズが下方修正。理由は「棚卸資産の評価に関する会計基準」の早期適用によるもの。

業績予想の修正に関するお知らせ

棚卸資産の評価については「低価法」とは言わず、「棚卸資産の収益性が低下した場合に回収可能額(正味売却価額)まで簿価を切り下げる」なんて長ったらしい言葉になっている。面倒くさいのでここでは低価法という言い方にする(そのうち簡便な言い回しが出てくると思うが)。

ユナイテッドアローズの棚卸資産の会計処理は

商品…主として総平均法による原価法
貯蔵品…最終仕入原価法による原価法

となっており、原価法から低価法に切り替えたところ、875百万円(期首残高分540百万円、当期仕入分335百万円)の評価損が現れた。H18年3月末時点の棚卸資産残高が10,959百万円なので、前期からの持ち越し分の約5%がそのままでは売れない商品だったことになる。当期末残高がどれくらいなのか分からないが、前期末と同じ規模だとすると3%前後くらいなのだろうか。

この水準が多いのか少ないのか分からないが、今後小売業は低価法の適用により不良在庫が表に出てくることになり、その規模の大小が会社の力を示すことになるかもしれない。今後は主だった会社をチェックしていってみたい。

しかし総資産353億円に対し、棚卸資産が110億円って多すぎない?ユナイテッドアローズも一部SPAを導入していたと思うんだけど、それでも感覚的には多すぎるような気がする。

一方2685ポイントは先日発表された決算では総資産344億円に対し、棚卸資産は20億円。時期的ズレがあるにしても、それでもかなりの開きがある。ちなみにポイントの会計処理は個別法による原価法。小売業で個別法なんかできるの?と一瞬思ったが、SPAをやっているんだから、できないことはないんだろうな。

ふと思ったが、小売業って店舗数(客数)と客単価、在庫の3つを押さえておけばとりあえずはOKなのかな?売掛金はクレジットカードによるものだと思うので、回収に困ることはないだろう(手数料は取られてしまうけど)。

ちなみにこういう商品ってアウトレット行きなんですかね。あるいはアウトレットでも売れなかった物が評価損として計上されたのか?

HOYAとペンタックス

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HOYAは保有株ってことで以前有報を読んだことがあるが、取締役が少なく、スッキリとしたものであった。

んで、お馬鹿なことに、HOYAを買ってからペンタックスへの買収提案をしていると知った。自分、何も考えずに買っただろ。はい、すみません。

ちょっと前にペンタックス側でドタバタがあり、今後どうなるのか分からないが、ペンタックス側は何が嫌なんだろうと考えたとき、やはり自分たち(取締役)の職がなくなることかなーというのが頭に浮かんだ。

そういう勝手な考えに従って、それぞれの去年の有報から、役員の状況をピックアップ。

HOYAの役員
 取締役 8人(内、社外取締役が5名)
 執行役 3人(3人とも取締役が兼任)

 委員会設置会社で、社外取締役5人全員が
 監査委員会、指名委員会、報酬委員会を兼務。

 執行役はCEO、CFO、CTOの3人だけ。
 事業部別に執行役がいるわけではない。

 ちなみに社員数は連結で25176人。
 連結子会社は62社、持分法適用会社は1社。

ペンタックスの役員
 取締役 8人(社外取締役はいない?)
 監査役 4人(内、社外監査役が3名)
 執行役 13人(内、8人が取締役)
 ペンタックスフェロー 4人(CTOみたいなもの?)

 職名を見る限り、こんなに執行役は必要なの?って感じ。
 事業部のトップでない人も執行役になってるっぽい。

 ちなみに社員数は連結で5197人。
 連結子会社は31社、持分法適用会社は4社。

HOYAの委員会設置会社も、社外取締役5人全員が掛け持ちしてて大丈夫なの?って気もするが、それでもポストが少ないことには変わりはない。

んで、仮に合併した場合、ペンタックスの役員のほとんどがHOYAの役員になれないだろうし、当然取締役、執行役の肩書きも無くなってしまうだろう(○○事業部△△長とか□□付になるのかな?)。そりゃ面白くないよなー。それにペンタックスの役員って社員数に比して、かなり多いんだね(社員にとっては有り難いけど)。

そのペンタックスは買収反対と言っているけど、反対した方がいいメリットの説明が無いよね。「HOYAと組まない場合、こんなメリットがありまっせー」と言った話。あるいは「HOYAと組まず、◇◇と組んだ方がいいよー」といった説明でもいいんだけど。

あ、そういえば、HOYAがペンタックスを手に入れることで、どういうメリットがあるのか知らないや。そのうち調べよう。

ちなみに合併した場合、適格合併になるんですかね>国税庁の中の人

7893プロネクサス決算短信

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これまた今頃、プロネクサスの決算短資を発見し、ざっと目を通す。

前年度比では増収増益だが、会社予想(修正後)では売上プラスの利益マイナス。通期予想は利益の方を上方修正してたのに、蓋を開けてみたら修正前と修正後の真ん中辺に着地。修正理由に書かれていたコスト削減、売上総利益率の向上が予定通りにいかなかったんですかね。

おまけに3Qと4Qの数字を並べたところ、こんな風になっていた。

売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
12ヶ月累計
21,987
4,348
4,530
2,621
9ヶ月累計
18,259
4,778
4,962
2,849
差引
3,728
-430
-432
-2,228

ちょっと調べてみた感じ、売上原価増による利益悪化のようだ。棚卸資産の動きは損益インパクトを与えるようなものではないから、売上に連動しない固定費がズッシリと出てきてしまったってことか?けど去年の有報を見ると、外注加工費が一番ウェイトを占めているしなー。よくわかりません。決算短信でも単体の製造原価報告書を載せてほしいなー。

来期予想は増収減益。減益理由は次のように書かれていた。

また次期は、財務報告専用のコンピュータ言語XBRLへの対応、四半期法定開示に向けた生産体制強化、Web・ IR関連の新規サービスの開発など、今後の成長分野への重点的な体制強化策を予定しています。これにより、研究開 発費、設備償却費、人件費等の増加が売上増加を上回るため、次期は減益を見込んでおりますが、今後の当社の中長期 的な成長基盤を作る重要な時期であり、全社を挙げてこれらの諸施策を実行してまいります。

XBRLって何年か前から目にするけど、具体的にこれによって何ができるのか分からない。XMLをベースにした財務諸表のデータフォーマット規格ってくらいの認識しかないのだが、以前読んだ記事では「財務諸表のデータをグリグリと好きなようにいじれる」「複数の企業のデータを簡単に集計・分析できるようになる」なんてことが書かれていたのだが、それってXBRLそのものの機能ではなく、XBRLを読み込んで加工するソフトウェア側の仕事のように思うのだが、どうなんだろ。それに会社によって勘定科目が違うから、有報提出会社全ての統一勘定科目みたいなのが必要になって、それに各社の勘定科目を紐づけないといけないような気がするのだが、実際の所、どうなんだろう?

と、話はそれてしまったが、少なくとも将来に収益獲得のための種まきをするってことで、将来に期待したい。

とりあえずこんなことを思った。

プロフィール
2015年3月から専業投資家になりました。米国株、純金積立は15年以上やっています。最近は日本株やサヤ取り(指数先物)を始めました。 / 心 打たれ弱い / 好きなの バイク、読書 / 嫌いなの すっぱいネチャネチャ系(バナナ、トマト、etc.)
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